スマホゲーム

『三国極戦』の評価は?リセマラや課金は必要?現役ゲームライターが本音レビュー!!

 

こんにちは!ゲームライターの「そりす」です!

今回は『三国極戦』を、実際にプレイして感じた魅力イマイチな点を含めて本音でレビューしたいと思います!

少し前置きが長くなりますが、どうかお付き合い頂ければ幸いです。

 

ぽん

面倒な方はぜひ目次から評価まで飛んでください!

「華麗に斬りまくれ!」って気になるワードですね...!

さっちゃん

 

『三国極戦』って?どんな人にオススメ?

三国極戦』は2022年11月24日にHK Hero Entertainment Co., Limitedからリリースされた「アクションRPG」ゲーム。

白状しましょう。僕はこのゲームを見たとき素直にこう思いました。

「あー...ハイハイ、また三国志ですね。ホント三国志のゲームって多過ぎるんですよ...」

ぽん

なんか始まったぞ...

しかし蓋を開けてみたらアラ不思議。実際に想定していたゲーム内容よりも断然クオリティが高いのです。

そう言うのも「三国志」を題材にしたゲームアプリは日々アプリストアを確実に侵食しており、そのどれもが「国づくりMMO」だの「戦略MMO」だのと似たゲームばかり。

僕はゲームライターという職業柄数々のゲームを遊びますが、半年に5〜6作品は三国志のゲームを遊んでいる気がします。

諸葛亮孔明の似顔絵イラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

当然、三国志というテーマなので変わり映えはしません。

どこかでみたような正統派勇者な「趙雲」、大体黒いオーラを身に纏っている「呂布」など、

共通して当てはまる特徴がたくさんあるワケです。

ですが、本作に限って言えばそもそも爽快アクションRPGということもあり、

VALORANT』でムシャクシャした心もスッキリさせてくれると思うのです

さっちゃん

「三国志」に思うところがあったんだと思います

こんな人にオススメ!

  • イライラを少しでも解消したい人
  • 爽快なアクションゲームを求めている人
  • 「三国志」が好きな人

『三国極戦』の評価は?

『作品名』の総合評価は↓↓↓

★★★★☆(3.8)

各要素の評価は↓↓↓

ゲームとしての楽しさ
つまらない
1
2
3
4
5
楽しい
グラフィック・演出
悪い
1
2
3
4
5
良い
ストーリー・シナリオ
悪い
1
2
3
4
5
良い
快適さ
悪い
1
2
3
4
5
良い
課金圧
必須or高額
1
2
3
4
5
無or低課金で十分

『三国極戦』はアクションRPGではありますが、“無双系アクション”に分類される爽快感抜群のバトルシステムが最大の特徴です。

スマートフォンでリリースされているタイトルの中では比較的フォトリアル調な3Dグラフィックですが、それでも力を入れているのが分かります。

モバイル向けのド派手なアクションバトルも業界的には久しぶりな印象。

一つのゲームとして本作を見たとき、面白さの基準で言えば期待値以上だった...というのが率直な感想です。

さっちゃん

なかなかの評価ではないでしょうか!

逆にどれだけ「三国志」に期待してなかったんだ...

ぽん

『三国極戦』の魅力、オススメなポイント

さっちゃん

ここからは『三国極戦』がどんなゲームなのか、その魅力と共に紹介していきますね!

無数のザコ敵を一斉に屠る無双系アクションの爽快感!

『三国極戦』はバーチャルパッドによる操作で爽快な無双系アクションが楽しめる3DアクションRPGです。

本作を手がけるHK Hero Entertainment Co., Limitedは、同じくスマートフォン向けの3DアクションRPGで人気を誇る『パニシング:グレイレイヴン』もパブリッシングしています。

開発している訳ではありませんが、同社は「3DアクションRPG」を見る目をしっかりと持っているのではないでしょうか。

本作を無双系アクションと再三にわたり表現していますが、群がる敵を三国武将のエフェクトモリモリなコンボ攻撃で薙ぎ倒していく様相はまさしく無双系。

バトル中はあまり目立ちませんが、倒した敵の数が「○○○破」と、倒した分だけカウントされていくのはとても既視感があります。

ただ、このジャンルの始祖とも言える、コーエーテクモさんの『無双』シリーズよりもバトルに緩急が付けられているのは大きな違いです。

ザコ敵との戦いを進めていくと、ボス敵エリアでボスバトルに移行。

ボスバトルはオンラインゲームのような範囲攻撃のエフェクトが表示され、それらの攻撃を避けながら戦闘を進めていきます。

攻略の途中ボス敵ごとにギミックなども出現するので、ボスバトルに関して言えば無双系アクションの爽快感と違った緊張感が楽しめます。

また、攻撃アクションにも大きな違いがあります。『三国極戦』においては弱攻撃→強攻撃のコンボ分岐がありません。

その代わり、武将ごとに専用「スキル」が複数用意されているので、キャラクターの切り替えでそれぞれの強みを活かしたロールプレイが主体です。

アクション自体は確かに爽快ですが、遊ぶほどに本家無双ゲームとの相違点を実感できることでしょう。

さっちゃん

無双系アクションの良さをアクションRPGへ素直に取り入れたイメージですね!

美麗なグラフィックで贈る新たな「三国時代」の世界!

スマートフォン向けのタイトルとしては高水準に位置する3Dグラフィックも魅力の一つ

作中ではプリレンダムービーによる高精細なCGムービーはあまり使われません。

ゲーム内の3Dモデルをイベントにあわせて動作させるリアルタイムレンダリングが基本で、動いているシーンはそれなりに悪くないグラフィックです。

昨今ではキャラクターの2Dイラストが持つ雰囲気を極力再現するため、アニメ調に見せるシェーダー、またはセルルックな3Dモデルの表現がスマートフォンゲームのトレンディ。

本作はそんな時代にあってなお、わざわざフォトリアル調寄りのモデルで勝負しています。

流石に家庭用ゲーム機以上、マルチプラットフォーム向けSSSタイトルクラス...とはいきませんが、ヌルサクで遊べる爽快スマホアクションをこのレベルで動かせるのは評価したいポイントです

何せ、大多数のメーカーがリリースする「三国志」アプリゲームのグラフィックと言えば、平成以前か平成初期レベルの時代遅れなモノばかりですから。

さっちゃん

“ちゃんとした三国志のゲーム”をユーザーに届けたいって気持ちが伝わりますね!

「三国志のアプリゲーム」に対する当たりキツいぃ

ぽん

声優陣が豪華!ちゃんとボイスを収録してくれている!

ここは人によっては全く刺さらないポイントなのかもしれませんが、武将を演じている声優陣はとても豪華です

チョイスとしては最近流行りの有名声優より、「映画・ドラマの吹き替えが多い」「ベテランの大御所声優」といった具合。

では、“引っ張りだこの人気声優を採用していないのか?”と問われればその答えはNO。

大人気アニメのメインヒロインを演じる美人声優さんもこの通りです。

ただ、リリース時点で登場している武将数がまだまだ少ない関係で、どうしてもベテラン声優陣多めの人選に偏っているのでしょう。

アプリストアの紹介では、現在(※ 2022年11月26日時点)プレイアブル化していない武将たちの声優も一部確認可能です。

ほとんどの「三国志」アプリゲームでは、冒頭部分少しだけ喋った程度で“豪華声優人起用!”などと大々的に宣伝するケースが多い(体験談)です。

本作はメインストーリーのムービーシーンにおいてはちゃんと喋るうえ、「アクションRPG」の特性上攻撃ボイスもそこそこ豊富。

「えっ!? あの声優さんがいるの? どれどれ...ってこれで終わりかい!!」みたいなことにはなりません。

ぽん

キレてるねぇ...

『三国極戦』の残念なポイント

無双系アクションが楽しい『三国極戦』ですが、

今後の改善を期待したい、少し残念なポイントも存在しています。

ムービーシーンがちょっと重たい...

『三国極戦』のメインストーリーでは基本的にリアルタイムレンダリングのムービーシーンが多いのですが、これが少しカクつきます

開発側もこれを課題として捉えているのか、大量の兵士や武将が一堂に会する場面では、解像度を大きく落としたプリレンダムービーを挟む工夫が見られます。

しかし、こういった場面はプレイヤー目線でも明らかに画質の粗さが気になるため、没入感を大きく削ぐ要因です。

冒頭では特に惹きになる映像を無理に入れようとして、「激しい武将の動き」「大量の兵士」を描画するので、カクつく頻度も高め。

結果的に「なんかこのゲーム凄い重くない?」と不安に感じるユーザーも多そうです。

この辺りスマートフォンの性能によってかなり左右されてしまうため、快適とは言い難いでしょう。

さっちゃん

型は落ちましたが「iPhone 13 Pro Max」でさえムービーがカクついてました

リセマラは必要ある?そもそも出来る?

本作はサーバーと端末&プレイヤーデータを紐付けする関係でリセマラがほぼ行えません

厳密にはサーバーの数だけ可能ですが、推奨はできません。

さっちゃん

アンインストールしても端末に紐付けされるので無駄なようです...!

課金は必要?無課金でも楽しめる?

本作はゲーム内で獲得できるミッション報酬やイベント報酬などが豊富なため、ガチャもそこそこ回せる印象です

特別欲しいと思える武将がいなければ課金する必要性はないでしょう。

武将もこれから少しずつ増えていくので、本作を遊び続けるのであれば、無償石をしっかり貯めておくことを推奨したいところです。

仮に課金するのであれば最低課金金額の160円で購入可能な初回限定パックの購入をおすすめします。

購入した初日に人気声優・鬼頭明里さんが演じる「小喬」が確定入手できるため、序盤の戦力としても有用です。

最後に

今回のレビューは以上となります。

「三国志」ということでかなり辛口になると思いましたが、本作は予想以上に楽しむことができました!

日本でも人気の根強い『パニシング:グレイレイヴン』をパブリッシングしている実績は、ちゃんと信頼に値するものがあったのだと思います。

ムービーの重さは今後どのように解消していくかが課題になりそうですが、アプリストアの対応を見る限り、運営体制はしっかりしてそうなので期待です。

ぽん

アップデートで改善されるといいね!

爽快なアクションゲームが好きな人には特にオススメ出来る作品です!

合う合わないは極論を言ってしまえばその人次第なので、

少し興味がある方はぜひ一度インストールして遊んでみてください

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
Avatar photo

そりす

複数のゲームメディアを渡り歩くその日暮らしの傭兵型ゲームライター。 酒とモビルスーツをこよなく愛する男。『DARK SOULS』で人生の教訓を学び、『よるのないくに』で美少女の尊さを知る。休日は薄暗い部屋でワイン片手に革靴を磨く自称ジェントルメン。得意ジャンルはRPGやシミュレーションなどマイペースに遊べるもの。来世は吸血鬼かリック・ドムになりたいと考えている。

-スマホゲーム
-,